ANAから、
2020年の獲得プレミアムポイントに応じて、特典が進呈されることになったようです。
例年はこのようなことは行われていないと思いますので、コロナ禍ので搭乗者が減る中、搭乗してくれた方達に対するサービスの一環なのでしょうか。
どの特典を選ぶとお得なのか、私の例を持ってして検討してみたいと思います。
2020年度のステータスが2021年度のステータスへ引き継がれることになったので、2020年は、「搭乗・修行しない方」修行僧もいたと思います。
そういう方はあまり、もしくは、ほとんど2020年にプレミアムポイントを獲得していないので、
今回の、2020年の獲得プレミアムポイントを基準としたキャンペーン対して、
「おいおい、それなら2020年にもっと搭乗してたわっ!」
と思うかも知れません。
しかし、特典内容はそれほどおいしいわけではないので、悔しがる必要はないと思います。
選べる特典を受け取るには申し込みが必要のようなので、対象の人は必ず申し込みましょう。
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選べる特典の種類
2020年に獲得したプレミアムポイントに応じて、以下の特典を選べるようです。
2020年獲得 プレミアムポイント | マイル | ANA SKY コイン | 2021年度 アップグレードポイント |
100,000pp以上 (うちANAグループ運航便 ご利用分50,000以上) | 5,000 | 7,500 | 10 |
50,000pp~99,999pp (うちANAグループ運航便 ご利用分25,000以上) | 3,000 | 4,500 | 5 |
30,000pp~49,999pp (うちANAグループ運航便 ご利用分15,000以上) | 1,000 | 1,500 | 2 |
要するに、2020年に30,000pp以上を獲得した人は、
- マイル
- ANA SKY コイン
- 2021年度アップグレードポイント
この三つの中から、どれか一つを選び、それを貰えるということです。
私は2020年、100,000pp以上を獲得しましたので、
- 「5,000」マイル
- 「7,500」ANA SKY コイン
- 「10」2021年度アップグレードポイント
のどれかを貰えると言うことです。😊
2020年に100,000pp以上獲得した場合、3つの中でどれを選択するとお得なのか。
私は2020年に100,000pp以上獲得しました。
私の場合、どれを選んだらお得なのか、検討してみました。
ANA SKY コインへ交換することが前提の場合
マイル、アップグレードポイントは、ANA SKY コイン へ交換できます。
それぞれを ANA SKY コイン に交換した場合は以下のようになります。
交換先 ↓ | 5,000 マイル | 7,500 ANA SKY コイン | 10 2021年度 アップグレードポイント |
ANA SKY コイン | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
※最大効率の1.7倍 で交換した場合 | 8,500 |
アップグレードポイント を ANA SKY コイン に交換するのが最も効率が良いようですね。
ANA SKY コイン が欲しい人は、
選べる特典進呈では、アップグレードポイントを選択し、
アップグレードポイントを貰った後に、
ANA SKY コインに交換するのが最適かと思います。
(初めから 7,500 ANA SKY コイン を選択するメリットってどのようなものがあるのでしょうかね…)
マイルを選択した場合
ANA SKY コイン、アップグレードポイントは、マイルには交換できません。
マイルが欲しければ、マイルを選択するしかありません。
交換先 ↓ | 5,000 マイル | 7,500 ANA SKY コイン | 10 2021年度 アップグレードポイント |
マイル | 5,000 | – | – |
私は、修行中は、基本的にマイルは全て ANA SKY コイン に交換し、修行費用に回します。
なので私にとってはマイルを選択するメリットがあまりないですね…。
いちおう、5,000 マイルでどこまで飛べるのか調べてみると…
ローシーズンで、東京発だと、
秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪
まで行けることになります。
南は、行けて大阪までで、那覇までは行けません。
しかし、早割なら1万円(もしくは10,000 ANA SKY コイン)未満で那覇に行けます。(しかもppも貯まります。)
個人的には、マイルを選択するメリットは、あまり感じません。
どのような人がマイルを選択するのか。
ANAマイル の有効期間は通常は3年です。
ANA SKY コイン の有効期間は1年です。
アップグレードポイント は年度末までです。
そのため、あまり飛行機に乗らない人にとっては、マイルを貰った時から3年間そのマイルを保持できるので、マイルを選択する価値があるかも知れません。
他は…
現在45,000マイルを持っていて、ANA SKY コイン に最大効率(1.7倍)で交換できる50,000マイルにしたいとか、
乗りたい特典航空券の設定マイルに後もう少しで届くという場合とか。
しかし、今回の特典進呈を受けるような人は、よく飛行機に乗る人で、マイルもそこそこ溜まっている人ではないかと思います。マイルを選択する人はどれぐらいいるのでしょうかね。
アップグレードポイントの場合
マイル、ANA SKY コイン は、アップグレードポイントには交換できません。
アップグレードポイントが欲しければ、アップグレードポイントを選択するしかありません。
アップグレードポイントでは何ができるのでしょうか?
- 座席クラスのアップグレード
- ラウンジの利用
- アップグレードポイントからANA SKY コインへの交換
私はダイヤモンドメンバーなので、搭乗前にラウンジは常に利用できる状態です。
アップグレードポイントを使用することで、複数の同行者のラウンジ利用が可能になるようですが、一人修行を行っている私には無縁の話です…。
また、ANA SKY コインへの交換については先程ふれましたので、
ここでは座席クラスのアップグレード にフォーカスします。
座席クラスのアップグレードは具体的にどのように利用できるのか
コロナ禍の中だと国際線に乗ることは難しい状況です。
現在だと、座席クラスのアップグレードを使う場合は国内線で使うことになると思います。
ちなみに個人的には、アップグレードポイントは国際線で使用するのが最もメリットを享受できると思います。国際線の長距離路線で座席のアップグレードができると、機内で睡眠が取りやすかったり、体の疲労が溜まりにくかったり、とてもありがたいんです。
ANAの国内線には、ビジネスクラスもファーストクラスもありません。
ですので、アップグレードする場合、プレミアムクラスにアップグレードするために使うしかありません。
私は未だ国内線のアップグレードを行ったことがないので詳しいやり方はわかりませんが、
購入済みの国内線の座席をアップグレードする場合は以下のように行うようです。
- 搭乗の二日前から空席がある場合にアップグレードの申し込みが可能。
※必要なアップグレードポイントは、国内線は一律4ポイント。
※特典航空券を含む、全ての運賃で予約可能。※ただし、国際線航空券国内区間、予約のないオープンチケット及び下記の運賃は除く(団体運賃、包括旅行割引運賃)(※国際線では、安い座席クラスなど、アップグレードできない座席クラスがありますが、国内線は気にしなくて良いようですね。)
個人的には…
国際線に比べると、国内線はどれも短時間の搭乗なので、せっかくアップグレードしても、その座席のメリットをあまり享受できないなぁと思ってしまいます。
国際線に乗る予定があるのなら、アップグレードポイントは国際線のアップグレードに全振りしたいところです。
しかし今はコロナ禍なので、国際線に乗れません。国内線での修行などでアップグレードしても良いですが、やはりもったいないなぁと思ってしまいます。
まとめ
私の場合(2020年に100,000pp以上獲得)、選択肢は以下のようになります。
- マイル選択した場合
→「5,000」マイル
→最大効率で「8,500」ANA SKY コイン に交換可能 - ANA SKY コイン
→「7,500」ANA SKY コイン - 2021年度アップグレードポイント
→「10」2021年度アップグレードポイント
→「10,000」ANA SKY コイン に交換可能
私の結論としては、2021年選べる特典進呈は、
「10」2021年度アップグレードポイント
を選択することに決めました。
理由としては、
- ANA SKY コイン は現金の代わりになるので、修行僧にとってはppが得られる航空券を購入するのに金銭的に助けになる。
- その ANA SKY コイン がもっともたくさん貰える選択肢がアップグレードポイントの選択。
- すぐに ANA SKY コインに交換する必要はなく、2021年度末まではアップグレードポイントをそのまま保持し、アップグレードポイントとして使っても良いという選択肢が選べる。
- 2021年度が終わる直前に ANA SKY コイン に交換すれば、その ANA SKY コイン はその時から1年間の有効期間が発生する。
2021年の修行もほぼ終わりが見えてきているので、
貰った特典は、
- 2022年の修行の足しにする
- 2021年に、ふらっとどこか旅行に行く
とかに利用できればと思っています。
もしこの記事が参考になったら幸いです。